釧路空港から関西国際空港に向かう機内で乗務員らを大声で威圧し、新潟空港に緊急着陸させてピーチ社の業務を妨害したなどの罪に問われていた奥野淳也被告。
2022年12月14日の判決で有罪が確定しました。
しかし、奥野淳也被告が起こしていたマスク拒否事案はピーチだけではなかったんです。
そこで今回は、奥野淳也被告がピーチ以外のマスク拒否で迷惑をかけた事案3選をまとめていきたいと思います。
マスク拒否でピーチ機緊急着陸・奥野淳也に有罪判決!
奥野淳也被告の起訴内容は2020年9月7日、釧路空港から関西国際空港に向かう機内で乗務員らを大声で威圧し、新潟空港に緊急着陸させてピーチ社の業務を妨害したことでした。
また、その他に乗務員の女性の腕をひねり上げ全治2週間の怪我を負わせました。
しかし、有罪判決を言い渡された奥野被告でしたが、最終の意見陳述でもマスクをせずに持論を展開し無罪を主張しています。
【3選】ピーチだけじゃない!奥野淳也のマスク拒否事案
今回、ピーチ航空機でのマスク拒否が原因で有罪判決を下された奥野被告ですが、実は他にもマスク拒否で多方面に迷惑をかけていました。
では、実際に奥野被告がマスク拒否で迷惑をかけた事案を見ていきましょう。
1:皇居・東御苑にて
まず1件目は、奥野被告が2020年8月頃に皇居・東御苑内の美術館「三の丸尚蔵館」を訪れた時のことです。
職員にマスク着用を求められたものの、それを拒否しトラブルへ発展してしまいます。
皇居警察が出動し、奥野被告を説得するもマスク着用を断固拒否。
最終的には皇居警察が間に入る形で美術館を観覧したそう。
そこまで多くの人を巻き込んでまで美術館を観覧したかったのでしょうか…。
2:温泉ホテルにて
そして2件目は、2020年11月18日に長野県松本市にある『伊東園ホテル浅間の湯』へ宿泊した際のことです。
報道によると、奥野被告はビュッフェ形式の夕食会場に入る際、ホテル従業員からマスクと手袋の着用をもとめられましたがこれを拒否。
『法律上の規制はなく、マスクを強制できない』
と主張し食事を続けたといいます。
奥野被告のこの態度に対しホテルの支配人が「返金をするので退去してほしい」と伝えます。
しかし、奥野被告はこれにも応じず結局警察官10名が駆けつける事態に…。
警察を交えたホテルとの話し合いは深夜まで続いたそうです。
さらには、翌朝のビュッフェ形式の朝食会場にもマスクをしないで現れた奥野被告。
再びホテル従業員ともみ合いになるほどの押し問答となりました。
この時の騒動を振り返り、2022年8月に奥野被告は次の投稿をしています。
長野県松本市の「伊東園ホテル浅間の湯」は、マスク着用しないと警察官が出動します。
警察官を交えてホテル側と深夜早朝まで徹底的に争い、マスク要らずに宿泊できます。
旅館業法でノーマスク宿泊拒否できませんので、日本全国どこの旅館ホテルでも大丈夫です😊https://t.co/6U4XyexoKM
— マスパセ(マスク未着用途中降機乗客) (@mask_passenger) August 30, 2022
この時出勤だったホテルの従業員の方たちは大変だったでしょうね…。
3:飲食店にて
そして3つ目は、2021年4月10日に千葉県館山市内の天丼が有名な飲食店を訪れた際のことでした。
奥野被告はマスクを着用せずに来店、さらには店員からの消毒の呼びかけにも応じなかったことでトラブルに発展。
飲食店関係者によると、
奥野被告は、この店に入ると突然ビールサーバーからビールを注いで飲もうとし、それを見た女性店員が制止した
ことでトラブルになったといいます。
奥野被告は店員から渡されたマスクを投げ捨て「俺はマスクをしねぇ!」と叫んだのだとか。
「早く天丼を出せ!出せ!」と騒ぎ立て、女性従業員に自身の顔を10cmほどの距離まで近づけ唾を飛ばしながら罵声を浴びせました。
そして、止めに入った他の客を殴り軽傷を負わせます。
通報により駆けつけた警察官5人に対しても「お前違法捜査だろう!」などと叫び顔面を殴りつけるなどしたそう。
これにより、公務執行妨害で現行犯逮捕起訴され、その後、威力業務妨害と傷害の容疑で再逮捕となりました。
マスク問題はとても難しい問題ではありますが、周りの方に迷惑をかけたりましてや怪我を負わせる行為は許されませんよね。
まとめ
以上、今回は奥野淳也被告がピーチ以外のマスク拒否で迷惑をかけた事案3選をまとめてみました。
ピーチ航空機以外でも多くのトラブルを起こしていましたね…。
マスク着用・否以前にもっと周りの人のことも考えて行動をしてほしいです。
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